リフォームデザインでおしゃれなこころ癒される丸い空間を作る!

リフォームデザインのヒント

リフォームデザインを考える時、広々とした広がり感
このブログでは小さく囲まれたスペースの良さ、その中でも特に曲線のスペースの魅力について書いています。

おしゃれで手軽でフレキシブル! 布でつくる小さな丸い空間

カーテンレールとお気に入りのファブリック(布地)があれば、手軽に、必要な時に、そんなプライベートスペースをつくり出す事ができます。
もちろん直線的に四角く仕切ってもいいのですが、布を使う利点として曲線が手軽につくれるということがあります。

カーブ加工のカーテンレールを使うと、くるっと丸く囲ったり、波型にしたり、ソラマメのような形にしたり、家具などのレイアウトや好みにあわせていろいろできます。

角のない曲線の間仕切りは部屋の中でいばり過ぎないのがいいなー と思います。
お部屋の中の空気感を柔らか~く、優し~くしてくれます。壁やガラスなどで曲線の間仕切りを作ろうとすると繊細な設計と大がかりな加工が必要で時間もコストもずいぶんかかります。それに比べると布でつくる間仕切はとっても手軽♪しかも厚みもほとんど無いので省スペース。仕切りたくない時はオープンにして広々使うなど、空間をフレキシブルに活用できるのもメリットです。

卵の殻の中のような守られ感が心地良い

例えば、リビングの一部をくるっと囲んで一日の疲れを癒す瞑想スペースにするというのはいかがですか。
丸く囲まれた小スペースの中は卵の殻の中のようで、守られている感じがすごく心地良いと思います。

ベッドの周りを囲むのもいいですね。
守られている感じがしてとっても安心感がありそうです。保温性も高まります。快眠環境づくりに役立ちますね。

そういえば、日本には寝るスペースの周りを囲む布として蚊帳というものがあります。私も子供の頃、蚊帳の中で寝ていましたが、半透明な布一枚でどうしてこんなに違うのかな? って思うほど安心感があってぐっすり眠れた記憶があります。壁で囲まれた小さい空間は圧迫感がありそうですが、それに比べて柔らかく軽やかな布で囲まれた空間はその小ささが心地よさになるようですね。おもしろいものです^^

オブジェのような美しさも魅力

仕切りの外側から見ると、滑らかな美しい曲線は部屋の中の大きなオブジェのようにも見えます。
建物の中はほとんど直線で、しかも硬いものでできています。柔らかく軽やかな素材の曲線が入るだけでお部屋の中の雰囲気が一気に変わります。
疲れた日の心の中の角もいつの間にかとれてリラックスできそうです^^

丸窓が活きているすてきな極小空間 蘆花浅水荘書斎

余談になりますが、
いままでみたことのある、小さいけれどとても心地良さそうで印象に残っている部屋は滋賀県にある蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)の書斎です。

蘆花浅水荘は大正時代の日本画家 山本 春挙の別荘です。
わずか一畳の部屋です。すわってみたら身動きできないくらいのスペースでしたが、内装はとてもこだわった素材が使われていたように思います。
また、何より素敵なのは中庭に向かって開いた丸窓。四季折々の風景を美しく切り取って見せてくれる窓です。もちろん部屋は直線でできた四角い部屋ですが、丸窓の曲線が雰囲気を柔らかくして居心地アップにものすごく良い仕事しているなぁ・・・と思いました。やはり、小さい空間と曲線はすごく相性がいいのかもしれません。
この窓の前にすわっていたら、いい絵が描けそうです^^ うらやましい限りです。

和風建築にご興味のある方、一度訪れてみられたらいかがでしょうか。
建物の後側に湖(?)が迫っていて、どこまでが敷地なのかわからない感じでした。建物と自然が一体になったような風景が印象的な場所です(^o^)

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

このブログでは、小さく囲まれたスペースの良さ、その中でも特に曲線のスペースの魅力について書きました。
広々感のあるところはもちろん気持がいいのですが、小さく囲まれたスペースには広いところとはまた違う心地良さがある気がするのですよね。

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写真出典 サイレントグリス カタログ

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